ソノヘソ 


へっぽこな日々のこととその場の思いつき
by ソノヘソ
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十二月の満月は神様誕生日、ダッタシェンティ。

旅行・地域

十二月の満月はダッタ神の誕生日でダッタシェンティというお祭りだ。
そのお祝いの儀式に参加した。

開催場所はサマーディ。
マハラジの眠るお墓とマハラジが啓示を受けた聖なる岩があるところだ。
毎朝きれいに掃除され、お祈りや瞑想をする人が訪れる清らかなところである。
なんかよくわからないけど、温泉みたいなあったかい波動というか見えないなんかがある。
岩に手を触れるとびりびりする。
感電しているわけでもないのに不思議なことだ。

そんな神聖な場所に今晩はクリスマスツリーな電飾が巻きつけられていた。
古式ゆかしい花飾りや蝋燭でなく四色の豆電球。
お墓や岩は赤や黄色やピンク色のお花がインドチックな幾何学模様に飾られていた。
なんだか安心した。

三代続く僧侶の家系に生まれたドクターが鮮やかな赤紫のドーティ(インド式ズボン)一丁に上半身裸でチャンティングをあげる。
三〇分くらいのチャンティングを暗唱するのだ
インドの頭がいい人は記憶力が半端ない。

満月でお花いっぱい飾ってお香焚いて、
ココナツのゆり籠を百八回揺らす。
インド人たちはチャンティングの途中で手拍子を始めたり、
立ち上がって回ったりする。
盛り上がってやっているのではなく、定められた振付のようだった。
なんだかすごく異文化だ。

滞在中に遭遇した異文化といえばプージャ。
サトヴィクアーユルヴェーダスクールの佐藤先生がプージャ(神様への願掛けの儀式)をした。
一万円くらいでできるのだけどインドだから本格的。
ブラフマンの僧侶でもあるドクターがえんえん一時間チャンティングする。
途中お香焚いたり、咳こんだり、花を撒いたり、鐘をならしたり、腕立て伏せをしたり
(ちゃんとした礼拝の動作だ)
なかなか華やか、なかなか荘厳。
そしてチャンティング後に雌牛に餌をやる。

インドでは牛さんの中には全部の神様がいると考えるらしい。
300いくつの神様が同居している。
牛さんの腹(かどうかは知らないけれど)にわんさかいる。
そりゃあ牛とかモツとか食べられないわけだ。

神様が全部いるわけだから餌をやることが供養というか祭礼になる。
儀式の途中、つながれた木を引っこ抜いて脱走していた角が赤く塗られた雌牛はかなり食欲旺盛で草(おそらくトウモロコシ)を引っ張りまくりだった
。牛の平たい歯に草が噛み砕かれるのを見て、これがお祝いかとしみじみする。
牝牛に触るとじっとりと汗ばんでいた。
最後に脳みそが蕩けそうなくらいおいしいミルクバルフィをプラサードとして振る舞われて、おしまい。





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by sonoheso | 2011-11-25 18:10 | へっぽこインド滞在記

本当のあなたならいいけどそれはなになの?

違和感を感じる時がある
本人は張り切ってる風
でもこちらはついていけない
悪い人ではないだろう
でも、何か違和感がある

本当のあなたなんですか?

それともこういう自分で売っていこうという
商品としてのあなたなんですか?

商品としても、なんかニセモノ感がある
つるつるのプラスチックのような味気無さ
見た目は良いけど、工業製品のように個性はない

借りてきた言葉
振る舞い
テンションの乱高下
本当の自分の実感からでていない
「こういう風にすれば、大丈夫」
架空のなにかを挟んでいる

だから本人が見えなくて気持ち悪い

つまらなくてもおかしくても暗くても
生のあなたが面白いのに
見た目なんかより
中身の充実
それを見たい
by sonoheso | 2011-11-25 17:14 | 考える筋トレ部

早起きは三文の得なのか?

早起きは三文の得
ってことで
最近また早起き活動中です
一ヶ月半くらい継続中

目標は日の出の96分前
アーユルヴェーダ的に言うと
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ブラフミームフールタ頭冴えさえ、アイディアばんばん、運気も上がり、お金持ちになり、もちろん健康になる。
(てな感じのことが古典書にかいてある)
空中にプラーナ(なんか元気の素)やらなんかいいものが
いっぱいうようよしてる、早朝
寝てるのもったいない、すごいもったいない

最高なのは3時だけど
まあ、4時から5時には起きる。
そして歯を磨いて、舌を磨いて、白湯飲んで
ヨガして呼吸法して瞑想して
一風呂浴びてからひと仕事

早朝に起きている自分! すてき!!
という自己満足感もある。
もちろんある。
でも確かに頭がさえます
いつもはだらだら伸ばしてしまう書き物も面倒なお返事も
書ける そして進む
なんだか頭がよくなったような錯覚さえ覚えます。

運気が上がったかどうかは
さあ?
自分ではよくわからん
宝くじでも買えばいいのかもしれない。
あ、でも
宝くじに当たる、みたいな運より
すごい人に会える
二度とみられないような光景に遭遇する
とかの方がいい。

お金持ちもよくわかりませんね
そもそもインドでいうお金持ちと
現代日本のお金持ちの指すものが違いそうだし
頭がさえていれば(自称)そのうちお金も集まろう

健康は感じられる
だるさや頭痛がない
肩こりが楽になった
風邪をひかない
運動するのも苦じゃないせいか
痩せた
3キロくらい
特別節制したわけではないのだけど
うれしいことだ。
秋だから普段だとセンチメンタルというかちょっと鬱っぽくなるんだけど
今年はない
メンタルにも効いている模様
by sonoheso | 2011-11-24 19:01 | アーユルヴェーダ

大きいバスティ、小さいバスティ、浣腸にもいろいろある。

旅行・地域

三日間開催されたスープ祭りも終了した。
そろそろ次の治療のビッグバスティが始まる。
結構な量の煎じ液での浣腸をするのだ。
パンチャカルマってのは解毒療法だから、出すことがメイン。
それゆえ、体が元々もっている出す機能を使うとやりやすいし無理がない。
だから吐いたり下したり血を出したりさせる。
そのなかでも浣腸は一番使用頻度が高い。
人間、毎日トイレには行くものだ。

で、ビッグバスティは下からざーっと出す。
スモールバスティたるオイルエネマは腸から薬用オイルを吸収させるのがメインだから楽ちん。
痛くない。むしろ、具が出ないように頑張るのが大変。
ビッグバスティは出すのがメインだから、まあ、人によっては凄い痛かったりもする。
ビックバスティ経験者に聞くと、
ヤバい。
すげー痛い。
我慢できない。
みたいに言う。

そして私も初めてのビッグバスティに挑戦した。
結果はまあ痛いけど、夏にスイカ食べ過ぎて、腹出して寝ちゃったらお腹下した。
みたいな痛さ。大丈夫。ツラくない。
痛みで壁を叩きながら奇声を発するほどではない。
それよりスープ祭りだったのにどこからコレ出てきたんだろうみたいなほうが不思議。
だけどバスティで体力が失われたらしい。
1日ゴロゴロしていた。なんかかったるくて、何かをする気力がわかない。

バスティには基本のスケジュールがある。
スモールバスティで始め、ビックバスティを一回したらばスモールバスティを二回。
ビッグバスティ一回、スモールバスティ二回。
これで一週間。一セットになる。
油で潤わせ、引っぺがし、また油で潤して締めるのだ。
でも基本は基本でしかなく治療にはイレギュラーがある。
個人個人に合わせたきめ細やかな治療をするのがアーユルヴェーダだ。

後半の私のバスティスケジュールは、ビッグ二回スモール一回ビック二回というハードスケジュールだった。
私の何がそんなに浣腸を必要としていたのかわからないけれど、私の直腸は頑張った。
褒めてやりたい。


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by sonoheso | 2011-11-24 17:07 | へっぽこインド滞在記

重い言葉と軽い言葉

山田ズーニーさんのコラムを読んで考えた

でかい分子のように
自分で栄養を吸収して言葉を発している人は
ボディブローのような重い言葉をぶつけてくる。
うちの母はきれい好きだ。

暇があればレンジフードを磨き、
壁と床の接する面を楊枝で掘り返し、
家中のカーテンを洗う。
ものだって自分のものなら1年使わなければ捨て、
家族のものなら3年使った形跡がなければ捨てる。
気持ちいいくらい捨てる。

そんな母の口癖は
「心を込めて扱えば長持ちする!」
だ。

当たり前のシンプルな言葉だけど、
4年さわってない戸棚がある自分にはしみる。
やらなくてはな、と思う。
デスクの上だけでも片づけたりする。
母が「きれいなところにいいものがくるんだ!」というのを聞くとそうだろうな、と思う。

知人にとても好奇心があって勉強家の生活提案カウンセラーみたいなことをしている人がいる。
とても勉強熱心なので新しいことを次々取り入れ、資格を取得する。
今はやりの断捨離のようなこともやりだした。
確かにあの本を読むと捨てる大事さが痛いくらい分かる。
でも彼女の言葉は軽い。
ふーん、よかったね。という感じ。
ワークショップにいって学んで、日々実践して、クライアントにも指導しているらしい。
だけど、軽い。
ああ、がんばって学んだんだな、以上の感想が思いつかない。

機械的に決められたルールで片づけていくのは、
トレーニングとして有効かもしれないけれど、それだけで終わり。
これさえやれば大丈夫、と行き止まりになっている。
無学な母の「私の大事な家を気持ちよく保とう」というぎらぎらした目で行う片づけは、
日々変化し、掃除法も工夫されている。

ズーニーさんの言う
「分解したものだけが構築できる」
「加工品と生のもの」
と同じことなんだろうと思う。
洗練され確立された方法は無駄がない。
誰かが試行錯誤して、まとめてくれた、分解してくれた栄養だ。
きっと純粋ですばらしいものなんだと思う。
でもビタミンCだって合成の純粋な錠剤よりもアセロラとか生のものからとった方が定着率は断然いい。
実際錠剤で飲んでいたときより生のものを毎日とる今の方がお肌の調子がよくなった。
ビタミンCはフィトケミカル(こまいいろんな栄養素)と一緒じゃないと人間は吸収できない。
それと同じで掃除の思想みたいなものだってフィトケミカルみたいに雑味のある母の言葉の方が効くんだろう。
自分で建てた家を10年間新築同様に保ってきた母の言葉は重いのだろう。

勉強熱心な彼女も「ワークショップで学んだ」「資格を取った」という大きな看板に頼りきりにならず、自分流にかみ砕き始めたら、私も言葉に打たれるのかもしれない。

自分で分解するというのは大変だけど
でもとっても大事なプロセスなんだな。
by sonoheso | 2011-11-23 18:42 | 考える筋トレ部

五つの浄化法それがパンチャカルマなにが出るかな、出ないかな。 

旅行・地域

十時間かけてインドについた。
インド第八の都市プネ郊外のワゴリ村。
びっくりするほど田舎だ。
プネは大学都市研究都市だからビルや車や人がうじゃうじゃだ。
ワゴリは、荒野、テーブルマウンテン、犬、色の黒い人、鮮やかな花、建設中の施設。
みたいな印象だ。

ワゴリはサダナンダ先生のお父さんの聖者マハラジ
(動物と話したり、いろいろできたらしい)
が啓示を受けて買った土地だ。
マハラジはいまよりもさらに何もなかったワゴリの荒地の岩の上に亡くなった導師を見た。
導師は天を指さして、くるくる回した。
そこから光が飛び散っていった。
マハラジはここがインドの知恵を世界へ広げていく土地だと理解した。
そうして二〇ローンで六三エーカーの土地を買った。

ワゴリは静かだ。
建設現場からヒンディーミュージックががんがん流れてきたりする。
するけど、静か。
土地自体に人格があるとしたら、白いひげを生やしたおじいさんみたいな感じだ。
クリスタルが道にごろごろ落ちていて、運がよければ小指くらいの綺麗な結晶が拾える。
ワゴリの病院での治療はムンバイの病院の治療より不思議と治りがいいそうだ。
それも納得の包み込むようなしんとした強さがある。

到着一日目、英語ができないながらも電子辞書に助けられ一時間の問診をクリアし、治療が始まった。
次の日生理になった。
パンチャカルマは、熱、吐き気、栄養失調、生理、妊娠中はできない。
強制的に一週間近く普通のバカンスである。
そこで一つ決断を迫られる。
滞在を伸ばすか、中途半端な治療で帰国するのか
部長のマダムガヤルは当然のように滞在延長を押す。

お金……。年末……。
いろいろ巡るけどしょうがない、伸ばす。
これで年始年末インド決定。
私のワゴリ滞在と重なった日本女性九人中八人が前倒しで生理になった。
ワゴリの力なのか、パンチャカルマで体のテンションあがってしまうのか。
わからないけど、生理になる。
延長含みでパンチャカルマ期間をとらないといけないらしい。

パンチャカルマ。
日本語に訳せば五つの浄化法。
催吐、下剤、浣腸、瀉血、経鼻。
の五つの治療が柱。
症状によって治療組み合わせていくのだけれど、私の第一の治療はヴァマナだった。
ヴァマナは催吐法という胃にカパという体を汚すものを溜め、煎じ液を飲んで吐き出し、カパも一緒に出してしまう。

前日から食事療法で、カパが胃に集まるようにする。
カパが増悪する作用のある白くて甘くて重いものが食事に出てくる。
バナナミルクやヨーグルトライス、ヨーグルトポテトプティングを昼、夜と食べるわけだ。
当日朝はミルクのみ。
オイルマッサージの後、スチームしてオイルエネマで体をすっからかんにして、
それからヴァマナを行う。

簡易洗面台の下にはバケツがおいてある。
吐いたものを計量して、飲んだ分ちゃんと吐けたかチェックする。
治療に入るまえにみんなでお祈りをするのがインドっぽい。
担当医のドクターニラジャとドクターマラヴィカだけでなく、
院長のマダムガヤルも他のドクターもいる。
みんなまじめに祈っている。
初めに煎じ液を2杯。味は甘い。
うまいなあと思っていたらば主治医のドクターニラジャから
「味わわないで早く飲む!」と急かされる。

なんでも治療は四五分以内に終えないといけないらしい。
さくさく二杯飲み、次は黒く粘るちょい苦い吐剤だ。
飲み終えたらばしばし待ち時間。
みんなの視線が私に集まる。
何を待つかというと自発的吐き気。
のぜるのを待つのだ。
くるのかな? あんな液体で吐きたくなるの? 
って思っていたら、来た! マーライオン状態。
すごい! 止まらない!
二回目、一セッションで煎じ液を二杯飲まなきゃいけないのだが、一杯目で無理で噴射する。
深呼吸をしてととのえてまた再開。
飲んで吐いて、また飲んで。
初めはおいしいと思っていた甘さもつらい。
最大で十一リットル飲むと聞いた、これは苦行だ。

ドクター方が、
「グッドペイシェント!」「グッドヴァマナ!」「早く飲んで!」「グッドドリンキング!」
みたいにいろいろ言う。
ありがたいけど気が散る。
カーテンの模様に集中してひたすら飲みまくる。
その内、鼻のあたりは熱くなるし
(ドクターがやたらと喉は熱くないか聞いてくる)
汗はかくし、頭痛いし、トイレ行きたいし、口の中苦くなるし、喉は本当に熱くなってくるし、真面目にしんどい。
二度とカパ溜めるもんか! と誓う。

「これで最後よ!」
と言われ吐き出し、さいごに白湯。
白湯しか飲んでないのに黄色い水が出る。

5.2リットル出た。
飲んだのは4リットル。
差の1.2リットルは体の中のなんか。
体重をはかったらば1.5キロ痩せていた。

私のヴァマナはよいヴァマナで、理由は
① 4リットルしか飲まないけど飲んだ量より沢山でた。
② 古典書でヴァマナで起こるとされている症状が全てでた。
頭痛、口が苦い、喉が熱い、トイレ行きたい。
見学のドクター達も興味津々。
ほらこの症状きた!みたいな感じ。

ヴァマナが終わり魂抜けて横たわっていたら、
ドクターマラヴィカがメディカルスモークを嗅がせてくれた。
胡椒をと唐辛子を混ぜて燃やしたみたいな刺激的な臭気だ。
せき込むけどまだまだと言われるから頑張る。
そうしたら、いきなり頭痛も喉痛も吐き気も下がった。不思議。

当日は転がって休んだ。
さすがに動けない。
食事も限りなく白湯に近いスープ。
次の日は割に元気。
スープに少しとろみがついた。
三日目まではスープしか飲めない。
吐くことで消化力が落ちたから、ゆっくり消化力をあげていく。
これも治療の一環。








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by sonoheso | 2011-11-23 17:30 | へっぽこインド滞在記

毎日書くために 保険を効かせるという姑息さ

毎日書く
きめた
昨日

でもちょっと自信がないのよね

ってなわけで
去年の年末のインド旅行記を引っ張り出してきた
これを一応のせる
毎日更新できる安心
それに乗っかって毎日書く

万が一かけない日があっても
なんか更新されていれば
心苦しくない

自分の器の小ささを知っているからこその
作戦だな!
でもいいの
これが私の歩行補助器
by sonoheso | 2011-11-22 17:52 | へっぽこな日々

インドまでの道って 遠いようで 近い。

  旅行・地域 
朝の散歩道で茶色の牛に会う。
道には牛糞と、ターメリック色の人糞が落ちている。
あたりは背の低いとげのある草が生える荒野が見渡す限り続く。
東は地平線まで荒野。西は遠くにプネの町が見える。
夕方、色の禿げたビルの隙間から花火があがったりする。

マハラジのお墓のある聖地サマーディまでは片道十五分の道のりで、朝と夕方、毎日歩く。
すれ違うのはカラフルなパンジャビドレスの大学生やサリーをきた病院で働く人。
集団で走る野犬。スクーターで通勤する医者。赤紫の花を咲かせるハイビスカス。

2010年の十二月、インドにいた。
ワゴリのアーユルヴェーダの大学病院でパンチャカルマを受けていた。
濃くてスパイシーなチャイを飲み、みそ汁のようなやさしい味のインド料理を食べ、電子辞書片手に冷や汗をかいていた。
パンチャカルマは浄化療法。
毒を出しにわざわざインドくんだりまでいった。

なぜ、パンチャカルマを受けにいったのか。
それはサダナンダ先生の脈診を受けたからだ。
何代も続く医者の家系に生まれ、
今回滞在した大学病院の財団長でもあり、
脈診の名人のサダナンダ先生。
サダナンダ先生の脈診がどれだけすごいかというと、
脈を診るだけで胎児の頃母親に起こった出来事がこの症状につながっている、
とか、四年前に高いところから落ちたからこの症状がでている、
みたいな感じでわかる。
朝の脈だけで、わかる。すごい。

さらにすごいのがそのとき処方されたことをちゃんと守れば、
きちんと体はよくなるということ。
それは例えば、
夜早く寝ろだの、
朝にアロエとターメリックと蜂蜜混ぜたものを飲めだの、
ヨガしろだの、
白湯飲めみたいなこと。
もちろん全部はできない。
だけど、十二くらいわたされる条件を半分でも実行すると体が変わる。
私の場合は勝手に早起きになった。
7時まで意地汚く寝ていた私が4時半に勝手に目が覚める。
アーユルヴェーダでは日の出の96分前に起きることが推奨されている。
その時間に勝手に目が覚める。

サダナンダ先生の脈診で
「あなたが怒るのは、頭にアーマが詰まっていて、
それで空回りしている。
言われたことを全て守れば今は一しかできないが十できるようになる」
と言われた。
思ったことが十分の一もできない。
理想と現実がついていかなくて癇癪おこしている。
夢の中、必死に走っているのに前に進めないようなもので、
自分で自分がコントロールできていない。
それに落ち込んでふてくされ、さらに課題が山になる。
バカの悪循環だ。
サダナンダ先生からパンチャカルマをどの時期でもいいから
(症状によっては、冬がいい、とか指定があったりする)
三週間受けなさい、と言われた。それが2010年の五月のこと。
2010年は焦げそうなくらい暑かった。
わたしのへっぽこ頭と体は調子を崩した。
体重は7キロ増加し、
ストレス性の蕁麻疹が世界地図みたいに腕や足に広がり、
いらいらしながらも鬱っぽくなるという訳のわからない状態になった。
そこでサダナンダ先生のアドバイスを思い出した。

そうだ、インドへ行こう。
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by sonoheso | 2011-11-22 17:46 | へっぽこインド滞在記

カナリヤの犬

犬はなんかを嗅ぎつける。
見えなくて、深くて、本人も自覚していないようなものを。 
うちの犬が自分の小屋からでてこなくなった。
食欲はある。
足取り元気。
目もきらきら、
鼻はしっとり。
でもリビングルームへ来ない。

 なんで?

と思っていたら、祖母が誤嚥性肺炎で入院した。
肺を調べたらどろねばの腐った粘液がでてきたらしい。
間違って飲み込んだ食物がいやな感じに醸されたようだ。
 
乱暴な言い方をすると、祖母は生きながらにして腐っていた。
で、腐った生き物を恐れて犬はリビングルームへ近寄らなかった。
 
入院するまでの祖母は暴れん坊だった。
山姥に限りなく近い。
夜中に水を求めて忍者のごとく音も立てずに走り回り、
都合の悪いときには足がたたない哀れな老人を装い床に転がり、
ご飯を完食する。
入院するほどの弱りは見受けられなかった。
あえていえば、むくみとワガママがひどくなったことぐらい。

でも犬にはわかった。なんか腐っているって。
ガンを臭いで発見する犬もいるそうですが、
犬の嗅覚はすばらしい。
体に負担をかけない検査法だ。

あと嗅覚以外のものもつかっているのではないかと睨んでいる。
うちの犬は家族が家の半径五百メートルくらいにまで接近してくると玄関で待機し始める。
五百メートルじゃ、さすがに臭いではないようだし、
第六感を使っているんだろうな、と思う。
いやなことが起こるまえもきゃんきゃん騒ぐし。

こういう見えないもの、深い位置にある予兆は
人間でもわかるんじゃないかな。
虫の知らせってやつで。
ただ、普段から直感や体の声を聞くことを怠ったらだめ。
感じたものを実行する。

 あ、なんか傘持っていった方がいい気がする。
 今、飲み物を買っておこう。
 あの子にメールしなくちゃ。

どんな些細なことでも良い。
ひっかかるその違和感。それを逃さない。
自分の声を信じる。
そうするともっと大きなサイズのものも感じ取れるし、表現できる。

感じるってのは誰にでもできることだけど、
それを生かすのには訓練が必要、なのかも。
体や心は雄弁だけど、
それを聞き出す、インタビューするための技術が未熟だと逃してしまうんだろうな。
by sonoheso | 2011-11-22 17:06 | へっぽこな日々

書くのは筋肉トレーニングと同じ

書くのは筋肉トレーニングと同じ
と山田ズーニーさんが言ったから
今日から書いてみよう。
筋肉つくかな? つかんかな?

まじめにやればつく
高校のとき腹筋毎日していたら
腹が割れたもの

書くことでつく筋肉
ってのがいまだ想像つかないけど
始めの第一歩
by sonoheso | 2011-11-21 18:26 | へっぽこな日々
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