ソノヘソ 


へっぽこな日々のこととその場の思いつき
by ソノヘソ
プロフィールを見る
画像一覧

シロダーラは油をたらすもの、そんでびりびりするもの。

旅行・地域

3週目のトリートメントはシロダーラだった。
写真でよく見る温かいオイルをおでこにたらすあれだ。
ストレスに良いらしい。
おでこにオイルがたれているだけなのに脳味噌がマッサージされている感じで気持ちがいい。
うっかり寝そうになる。

でも、こういう単純な気持ちよさも一日二日のこと。
毎日オイル漬けで、オイルがどんどん中に入り込んでいくと体が重ダルくなる。
カレーを食べた皿に洗剤をかけて放っておいたら、
汚れがふやけて、はがれて、濯ぐだけ簡単みたいなことが体内で起こっている感じ。
アーマ(毒素)が浮き上がって、ドーシャ(ヴァータ、ピッタ、カパのこと)に変わり、排出されるのがわかる。

排出されるのはいい。
デトックス祭りだもの。
気持ちはそうでも頭は重いし動きたくない。
それでもバスティはしているから、アグニ(消化力)は小さくなる。
アグニが小さくなると食が細くなる
食が細いと体力が落ちる。
動けないのは当然だ。

立ってるのつらーい、大声出すのつらーい、という状況だ。
そんな中でも、年末年始のイベントを張り切る。
張り切ってインドの先生方の前で南京玉簾をする。
サダナンダ先生の前でも南京玉簾を披露する。
元旦は南京玉簾4回公演で、自分が入院患者なのか芸人なのかわからなくなった。
冷や汗かいたってバスティで具がでたってなにしたって芸人はやるときはやらねばならない。

そうしてしんどい日々を越えシロダーラ五日目。
今日もだりいなと思いながら堅い治療台に寝転がる私。
オイルをおでこにたらすドクターマラヴィカ。
相変わらず雑で瞼においたローズウォーターパックがずれている。
でも自分で直すからいいのだ。

なにかが違う。
いつもと違う感覚がある。
頭のてっぺんから右の指先、手も足も、ビリビリする。
弱い電流が走っているみたいだ。
それが左にも巡って体を一周している。
電池になった気分だ。
このビリビリはサマーディの聖なる石をさわったときと同じフィーリング。
温泉みたいにあったか気持ちいい。
そうして肉体が孫悟空の頭の輪エリアからゆるむ。
せき止められていたダムが壊れ、水が一気に流れ出したみたいに何かが開通した。

六日目、七日目とシロダーラをしてびりびりが始まるのが速くなる。
最後の日なんて終わってからもずっとびりびりしていた。

シロダーラをしている間と後はちょっと感情的で泣いた。
普段は涙を流すなんて水分の無駄だ、ぐらいに思っているのに目から何かがでる。
昔の嫌な上司の偉ぶった態度を思い出して怖くて泣いたり、
遅刻したドクターにきれている患者さんをみて怯えて泣いたり、
カースト制度の話をしているうちに悲しくなって泣いたり、
ちょっと頭がおかしい。

a0133442_19162565.jpg

by sonoheso | 2011-11-27 18:00 | へっぽこインド滞在記
カテゴリ
以前の記事
ライフログ
検索
フォロー中のブログ
外部リンク
最新のトラックバック
タグ
その他のジャンル
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧